完全に論点がズレている感があるこの論争。

私が違和感を持ったのが、 「手作りで時間をかけること=愛情」という観点で議論が行われている点。

完全に精神論、愛情論と化しています。

そこには、本当の愛情とは何か?という視点が欠けているような気がするのです。

  • 料理にかける時間の長さではない、子供を健康で長生きさせることが〝本当の愛情〟
親であれば子供の幸せを願わない人はいません。

もちろん幸せの定義には人それぞれ違いはあるでしょうが、一つだけ間違いなく共通していることがあります。

それは、健康で長生きすること。

つまり、食事の面から言う親の愛情とは、
〝子供が将来、健康で長生きできるような食事を提供する〟ことに他なりません。

  • コンビニ食でも親の愛情を示すことのできる、たった一つの方法 
そのような観点で見た場合、親の愛情を示す方法はたった一つしかありません。

それは、子供の将来の発癌リスクを下げる食事を提供すること。

そして、それは、最悪コンビニ食でも実現できないことではないのです。

本日のブログ記事では、忙しくてコンビニ食しか選択することができない主婦の方向けに、コンビニ食を食卓に乗せつつも、かつ子供(もちろんそれを食べる自分自身もですが)の将来の発癌リスクを下げる方法をお伝えします。

  • 発癌リスクを高めるコンビニ食の食品添加物
まず第一に、コンビニ食に含まれる食品添加物は、それを食べた人の将来の発癌リスクを高めることを私たちは認識しておく必要があります。

その理由は3つあります。

  1. 食品添加物そのものが、発癌物質に変化する
  2. 食品添加物により発生する活性酸素が、癌を発症させる
  3. 癌の発症を抑える人体の免疫力が、食品添加物の摂取により低下する 

まず第一に、コンビニ食に含まれる食品添加物の中には、食べ合わせによりそれ自身が発癌物資となるケースがあります。

また、食品添加物の毒は、単独で作用するだけではありません。じつは、「食べ合わせ」の危険もあるのです。
 
たとえば亜硝酸塩は、ソルビン酸やアミノ酸等、パラオキシ安息香酸エステルと合わさると、ニトロソ化合物という発ガン物質を作り出すといわれています。
 
前にも述べたように、食品添加物は体内で代謝もされず、かといって排出もされずに体内にたまります。

同時に食べなくても、時間差で食べたものが体のなかで化学反応を起こし、発ガン物質などの有害物質を生むことも、十分考えられるのです。 

内海聡著『1日3食をやめなさい!』 

また、食品添加物は、それ自体が発癌物資に変化しないものでも、最終的には、癌の発症の一つの原因となりえます。

なぜなら、食品添加物自体が、人体にとって有害な活性酸素を生み出すからです。

しかし、最初から悪玉活性酸素を発生させてしまう恐ろしい原因が、じつはたくさんあるのです。
 
紫外線、放射線、大気汚染といった環境的なものや、ウィルス、化学物質、タバコ、薬など、いわゆる身体にとって「害」になるものは、悪玉活性酸素を生んでしまいます

辻直樹著『なぜ水素で細胞から若返るのか』  

もちろん、上記引用中にある、〝化学物資〟の中に食品添加物が含まれるのは言うまでもありません。

そして、食品添加物の摂取により発生した悪玉活性酸素が、癌を発症させる原因の一つとなるのです。

細胞内でのエネルギー転換や、体内に侵入する病原体や毒物を分解、処理する点では必要な活性酸素も、過剰に出現すると細胞にダメージを与え、老化やがんなどの元凶として問題になることは、くり返し述べてきました。 

高藤恭胤著『病気がよくなる! 若返る! 奇跡の水素革命』 

このように、癌を発症させる要因となる食品添加物ですが、仮にそれによって人体中に癌細胞が発生したとしても、即発癌するわけではありません。

なぜなら、人体には、癌の発症を抑えるための免疫力があらかじめ備わっているからです。

がん細胞は人の体の中で毎日、数百から数千個も発生しています。1つのがん細胞が1センチの大きさ(約10億個のがん細胞)になるのに10年かかります。

がん細胞の増殖や転移するのを抑えるのがTリンパ球やNK細胞と呼ばれるものです。がんはこれらの免疫細胞の力が落ちたために発生するのです

がん細胞の増殖や、転移を予防するには、これらの細胞の力を活性化させることが必要になってきます。 

がん細胞と免疫について / 表参道吉田病院 

つまり、人体にとって有用なこの免疫力を保つことが、発癌リスクを下げるためのポイントなのですが、免疫力の鍵を握っているのは、腸内環境です。

腸は、みなさん知ってのとおり、食べたものを消化して吸収し、体に不要なものを便として排泄する器官です。でもそれだけではなくて、今注目されている「免疫力」の約6割を担っています。
 
免疫力とは、病気の原因となるウィルスや細菌を無害化したり、がん細胞などをやっつけたりする力のこと。免疫力が上がれば全身が健康になり、下がれば病気になったり、病気とまではいかなくても不調をきたしたりするのです。
 
こうした腸の働きは、実は、腸内に住みついている400種類、合計100兆個もの細菌の働きによっています。

つまり、私たちの健康は、腸の中にいる「箘」に左右されているのです

腸内環境のよしあしは、①食事因子、②腸管機能、③腸内細菌の3つで構成されており、健康を左右する大事なポイントになっています。

先ほど述べたように、細菌バランスが「善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7」であれば理想ですが、食生活や体のリズムの乱れ、ストレス、運動不足などによって、悪玉菌が増えてバランスが崩れてしまうのです。
 
すると、免疫力が低下して私たちの体は病気を予防しにくくなります

ニキビや肌荒れ、頭痛、肩こり、疲労という日常的な不調をはじめ、感染症やアレルギー性の病気にかかりやすくなります。軽い病気ばかりではなく、免疫力に関係するがんにかかるリスクも、高くなるのです。

栗生隆子著『植物性乳酸菌の力で腸キレイ TGG(豆乳グルグル)ヨーグルト

そして、食品添加物は、この免疫力を担っている腸内細菌自体を殺してしまうのです。

2012年3月15日(木)東京ビッグサイトで開催された「健康博覧会2012」。

この中で、発酵食品や酵母食品についてのセミナーが開催された。

ここでは寄生虫学、細胞免疫学の研究を通して「腸内細菌」の重要性を訴え続けている東京医科歯科大学名誉教授 藤田紘一郎氏の講演を取り上げる。

あるいは抗生物質を頻用したり、食品添加物が大量に含まれるようなインスタント食品を過剰に摂取してしまうと腸内細菌は激減したりバランスが崩されてしまうため注意しなければならないと藤田氏は指摘する。

腸内細菌を増やす日本の伝統食「酵素・酵母食品」 ~「健康博覧会2012」セミナー - 日本食品機能研究会(JAFRA) 

食品添加物によって腸内細菌のバランスが崩されることで、免疫力が低下、すると、今まで抑えきれていた癌細胞の増殖を制御できなくなり、結果的に癌が発症します。

このように発癌リスクを高めるコンビニ食ですが、あるものを一緒に摂ることで、この発癌リスクをほぼゼロにすることができます。

それは、微生物が生きている〝本物の発酵食品〟を摂ること。 

この本物の発酵商品を摂取することが発癌リスクをゼロにすることは、歴史が証明してくれています。

1945年、長崎に原爆が投下された際に、爆心地からわずか1.8キロメートルの場所で被曝した故・秋月辰一郎医師と、その教えを忠実に守った病院職員、患者だけが唯一原爆症にならずに生き残ったという逸話があります。

その際に、秋月医師が指示したのは、玄米と塩辛い味噌汁を毎日飲むことと、砂糖を絶対に摂らないということ
また、その秋月氏の著書『死の同心円』には、やはり、日本酒を浴びるほど飲んでいた人だけが、やはり原爆症にならずに奇跡的に生き残ったというエピソードも記されています。 

つまり、上記より、当時(戦前)は味噌も日本酒にも製造工程で一切食品添加物が使われておらず、それゆえにその中で微生物が生きている、本物の発酵食品だったいう事実がわかります。

また、味噌汁と日本酒を飲んでいた人だけが、奇跡的に原爆症にならずに生き残ったという事実は、少なくとも、放射性物質に発酵食品が有効であることを証明しています。

そして、ここが非常に重要なポイントなのですが、この微生物が生きている本物の発酵食品は、放射性物質に限らず、他の毒素(もちろん食品添加物も含まれます)や癌の予防にも有効だという点なのです。

放射能を避けるために最も普遍的な食事は、すでに提示されている。その食事法を示した有名人が秋月辰一郎医師である。
 
彼は長崎の病院(浦上第一病院、戦後に聖フランシス病院と改名)で自身が原爆に被爆しながら「食事療法」により身を守る方法を実践して伝えた方だ。

彼の言葉を引用しよう。
 
「食塩、ナトリウムイオンは造血細胞に賦活力を与えるもの、砂糖は造血細胞毒素。玄米飯に塩をつけて握るんだ。からい濃いみそ汁を毎日食べるんだ。砂糖は絶対いかんぞ!砂糖は血液を破壊するぞ!」

秋月医師が実践していたのは、「対放射性物質」限定の話ではない。体調をよく保つための基本的な方法でもある。これはガンなどの食事法としても応用できる。 

内海聡著『医者いらずの食』 

つまり、このエピソードを現代の日本に応用する(=コンビニ食と同時に微生物の生きている本物の発酵食品を摂る)ことにより、コンビニ食を食べながらもその食品添加物の持つ毒性を消し去る(プラスマイナスゼロにする)ことが可能となり、結果としてそれを食べた子供の発癌リスクを下げることにつながるのです。

それでは、 ここからは具体的に、どのような発酵食品をプラスすればいいのかを見ていくことにします。

  • コンビニ食にプラス、これだけで発癌リスクを減らせる発酵食品

味噌汁

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まずは前述の秋月辰一郎医師のエピソードでもお馴染みの味噌汁です。

ただし、味噌は先ほども書いた通り、微生物の生きている本物の味噌でないと意味がありません。

微生物が生きている味噌には、微生物が呼吸をするための空気穴が必ず付いています。この空気穴があるかないかを判断の目安として下さい。

ちなみに、我が家では、手に入れやすい(自然食品店「ナチュラルハウス」やAmazonでも取り扱っている)正直村の『稲穂 玄米味噌』を愛用しています。


ぬか漬け

和食系のコンビニ食にプラスするには最適の副菜です。

これも、スーパーやコンビニで売っているニセモノ(添加物まみれ)のぬか漬けでは意味がありません。

ぜひとも有機の米ぬかと天然塩を使ったオーガニック素材のぬか床を使って漬けた自家製のぬか漬けにして下さい。

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我が家では、オーガニック素材の『金沢大地 わたしのぬか床』を使って漬けたぬか漬けを毎日食べています。


ピクルス

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和食に合うのがぬか漬けなら、こちらは洋食系のコンビニに合わせたい副菜。

こちらは5%の濃度の塩水に、TGG(豆乳グルグル)ヨーグルトとりんご酢、粗挽きコショウ(適宜)を加えて作った漬け液に野菜を入れて漬け込みます。

市販のものは微生物が生きていない(乳酸菌発酵させていない)ものがほとんどなのでNGです。


ザワークラウト

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ドイツ料理でお馴染みのザワークラウト。

こちらもビンに入れた千切りキャベツの中にTGG(豆乳グルグル)ヨーグルトと塩、コショウを入れて2週間ほど室温で放置して漬け込み、乳酸菌発酵させた状態で頂きます。


甘酒

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近年ブームとなっている甘酒。

こちらも自家製がベストですが、もし作るのが面倒な方は、微生物が生きている本物の甘酒を購入して下さい。

我が家では、自然酒を造っている蔵元「寺田本家」の『マイグルト』を購入しています。

食前又は食後に飲むことをオススメします。


TGG(豆乳グルグル)ヨーグルト

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最後に食後のデザートですが、豆乳と玄米で作るTGG(豆乳グルグル)ヨーグルトで決まりです。

ちなみに、TGGヨーグルトには、1g中に最高で乳酸菌が30億個あるそうです。


いかがでしょうか?
このように、微生物が生きている本物の発酵食品をコンビニ食にプラスするだけ。

別に手間暇かけて料理するだけが能じゃありません。

正しい知識を身につけることが、お子さんへの最大の愛情になりうるのです。


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