<これまでのあらすじ>

第1話 「コンセプトをずらして、転用する」という手法を用いて開発された「抗がん剤」という〝商品〟の素晴らしさ


抗がん剤を医薬品ではなく、一つのビジネス、商品として見た時にどのように評価できるのか?
を探る連載記事。

第二回目の今回は、商品として見た場合の抗がん剤の〝魅力〟について、客観的な視点で見ていきましょう。

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実は、純粋に商品として見た場合、抗がん剤はかなり微妙な存在です。
なぜなら、その価格に比して、商品としての効能が著しく低いから。

それでは、早速抗がん剤の実際の効能を具体的に見ていきましょう。

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抗がん剤の効能を確認するには、個々の抗がん剤の添付文書(医者や薬剤師向けの製品情報)をいちいち確認する必要はありません。

抗がん剤が正式に認可されるための、そもそもの条件を確認すれば良いのです。

抗がん剤が薬として認可されるには、パーシャル・レスポンス(腫瘍の五〇%以上の縮小が四週間以上持続し、またその期間に新しい病変の出現が認められない状態)が、二〇%の患者に認められなければならない

ただしその効果は腫瘍の縮小であって、「治療」という言葉はどこにも使われていない。抗がん剤は、治療を求めるのではなく、どれだけ延命したかが目標とされるのである。

奥野修司著『がん治療革命 「副作用のない抗がん剤」の誕生』 

この認可の基準を見ても明らかなように、そもそも、抗がん剤は癌を治療するための薬剤ではありません。
しかも、20%の患者に、腫瘍の50%以上の縮小が4週間継続すれば認可される、ということは
逆に言うと、

=残り80%の患者は、そもそも癌自体が縮小しない。
=縮小した20%の患者も、4週間経過後は、癌が再び拡大(リバウンド)する

ことを意味しています。

つまり、抗がん剤は癌を治療するという視点で見た時に、その効能から考えると、費用対効果の点で、あまり魅力的な商品ではない、ということが言えるのです。

一般的な市場経済においては、このような魅力のない商品を売ることは困難を極めるはずです。
しかし、日本では実際に癌治療を行う患者の大半は抗がん剤を選択(=買う)しています。

でも、おかしいと思いませんか?
どうして、効能の面でこれほど魅力のない商品が、これほどまでに売れ続けているのでしょうか?

その秘密は、国民皆保険制度という日本独自の素晴らしい仕組みにあるのです。


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