さくらももこさんの命奪った「乳がん」 “アラフィフ世代”はご用心 早期発見なら10年生存率95%

産経ニュース
2018.09.05
漫画やアニメで国民的人気の「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさん(本名非公開)=享年(53)=や、フリーアナウンサーの小林麻央さん=同(34)=ら女性有名人を襲った乳がん。

国立がん研究センターによると罹患(りかん)数は日本の女性が患うがんのうちで最も多く、特に40代から急激に増える傾向にあるという。 

女性有名人が次々と罹患していく乳がん。
実は、過去30年で3倍に激増しています。 

さくらももこさんを襲った「乳がん」、死亡者が過去30年で3倍に激増の理由

ビジネスジャーナル
2018.09.05
2017年に乳がんと診断された日本人女性は8万9100人の多きを数える。同年に乳がんで死亡した女性の数も1万4400人にのぼる。乳がんによる死者は、この30年で3倍にも増加している。   

私たち女性にとって、避けて通ることのできない乳がん。
今回の記事では、その乳がんを予防するために必要なことをまとめてみたいと思います。

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  • 乳がんを治療することは大変だが、予防することは難しくない
まずはじめに断っておきますが、私は医療従事者ではありません。
従って、乳がんになってしまった方に対して、癌の治療に関するアドバイスをすることは当然のことながらできません。
それはあくまで、プロの医療従事者が行うことです。

しかし、まだ乳がんに罹患していない健康な方に対して、乳がんにならないよう、あらかじめそれを予防するために必要な事項を紹介することは十分可能です。

なぜそう自信満々に断言できるのか?

それは、乳がんの発症リスクを下げる事項については、これまでに具体的な根拠(エビデンス)とともに明らかになっているからです。

これから、その一つ一つについて、そのエビデンスとともに紹介していきます。

  • ポイントは、乳がんに罹患する確率を下げる行動をとること
まずは、現在の日本において、乳がんに罹患する割合はどのくらいなのかを見てみることにしましょう。

生涯のうちに乳がんになる女性の割合は、50年前は50人に1人でしたが、現在は14人に1人 と言われており、年間6万人以上が乳がんと診断されています。

日本女性に増え続ける乳がん - 乳房再建ナビ 

この数字を見てどう感じられたでしょうか?
14人に1人が乳がんになるということは、逆に考えると残りの13人に入れば良いということになります。 

そのように考えると、乳がんが発症しないように予防することは、それほど難しくないということを十分に納得していただけるのではないでしょうか。

みなさんの周りの方たちが、普段どのように生活しているか、少し考えてみてください。

おそらく、乳がんを予防するための生活習慣を意識して送っている人はほとんどいないのではないかと思います。

したがって、ほんの少しだけ生活習慣を変えて、
  1. 乳がんの発癌リスクを高める生活習慣をやめる
  2. 乳がんの発癌リスクを低下させる生活習慣を取り入れる
だけで、上記の13人に入ることができるのです。


  • 乳がんの発症リスクを高める生活習慣をやめる 

それでは、まずはじめに、乳がんの発症リスクを高める生活習慣について言及していきましょう。
これらの生活習慣をやめることで、乳がんの発症リスクを下げることが可能になります。


①アメリカ産の牛肉を食べるのをやめる

まずはじめに、私たち女性が知っておかなければならないことは、乳がんの癌細胞を増殖させるのは、女性ホルモン(エストロゲン)だという事実です。

乳がんのがん細胞の60~70%は、女性ホルモン(エストロゲン)の影響を受けて、分裂・増殖します。つまり、エストロゲンが乳がん細胞の中にあるエストロゲン受容体と結びつき、がん細胞の増殖を促します。

乳がんの増殖とホルモン - 武田薬品工業株式会社

実は、ある食べ物を避けることによって、このエストロゲンの摂取を回避することができるのです。

その食べ物とは、アメリカ産の牛肉です。 

アメリカ産牛肉のホルモン剤による残留エストロゲン濃度は、和牛に比べて140倍~600倍も高く、アメリカ産牛肉は5倍の発ガン性があるという報告も出ています。

内海聡著『医者が教える あなたを殺す食事 生かす食事』 

皆さんの周りで、アメリカ産牛肉を避けている人はそれほど多くはないでしょう。
ほとんどの人が、スーパーで安価なアメリカ産の牛肉を買い、外食でアメリカ牛を使った料理を口にしています。

その中で、もしもあなたがこの事実を知り、アメリカ産の牛肉を避けるようにしただけで、14人のうち、乳がんを発症しない残りの13人に入ることは容易だと思いませんか?


②牛乳を飲むのをやめる

アメリカ産の牛肉とともに乳がんリスクを高める食品として、牛乳が挙げられます。

私は牛乳が日本人にもっとも不向きな食品で、健康を害し、病気を誘発する要因となっていると考えています。

がんに限っていえば、がんの予防に関する権威であるサミュエル・エプスタイン博士は、研究発表の中で、結腸がん、前立腺がん、乳がんなどの危険度が増すことを示しています。

またジェイン・プラントという女性研究者が世界中で400万部も売れた「乳がんと牛乳」という著書の中で、自らの体験と牛乳の危険性について語っています。 

内海聡著『医者に頼らなくてもがんは消える~内科医の私ががんにかかったときに実践する根本療法』 

どうしても牛乳を摂りたい場合には、チーズやヨーグルトなど、発酵食品として摂取するのがベターです。

特に伝統的に牛乳を飲む習慣のなかった日本人には、がんを誘発する可能性が非常に高い食品のひとつといえます。もしあなたが乳製品が好きなのであれば、畜産の仕方にこだわったもので、牛乳ではなく発酵したものを、嗜好品として摂るくらいにしてください

内海聡著『医者に頼らなくてもがんは消える~内科医の私ががんにかかったときに実践する根本療法


③砂糖を避ける

乳がんを避けたければ、砂糖を絶対に絶つようにしてください。
そもそも、糖分はがんの格好のエサになることをあなたはご存知ですか?

食品としてあまり摂らないほうが良いものの筆頭が「白い食べ物」です。白いご飯(白米)、白い小麦製品(パン)、そしてそれ以上に絶対に摂ってはいけないものが砂糖です

糖は糖化というものをもたらしますが、糖化は活性酸素を生み出して過酸化を誘導するだけでなく、体内にAGE(糖化最終生成物)を生成することで、がんだけでなく様々な病気を誘発します。がんのエサは糖分であると聞いたことがある人もいるでしょう。


内海聡著『医者に頼らなくてもがんは消える~内科医の私ががんにかかったときに実践する根本療法

この、がんのエサが糖分であることを利用したのが、がん患者の方にはお馴染みのペット検査です。

PET検査はがん細胞の特徴を利用する?!

がん細胞の特徴
がん細胞は、正常な細胞に比べて活動が活発なため、3~8倍のブドウ糖を取り込むという特徴があります。

PET検査は、その特徴を利用してたくさんブドウ糖を取り込んでいる細胞を探し、がんを発見します。

PET検査の原理について - PET検査ネット

つまり、砂糖を摂取するのをやめるだけで、発癌リスクを下げることができるのです。

  •  乳がんの発症リスクを低下させる生活習慣を取り入れる
一方で、乳がんの発症リスクを低下させる生活習慣についても数々のエビデンスとともに明らかになっています。


①大豆食品を摂取する

日本乳癌学会のホームページ「患者さんのための乳癌診療ガイドライン」中に、大豆食品の摂取と乳がんとの関連が記されています。

大豆食品をたくさん摂取することで乳がん発症リスクが低くなることが,最近の研究でわかってきました。アジア人を対象とした研究では,大豆食品を多く摂取する人はそうでない人と比較して乳がん発症リスクが少し低かったことが報告されています。日本人を対象とした研究でも,大豆食品やイソフラボンの摂取で乳がん発症リスクが減る可能性があるとされています。